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2022.10.23

10月法話会 白骨のお文

イベント行事

私が先に逝くかもしれないし

他の誰かが先に逝くかもしれません。

今日終わる命なのか、

それとも明日なのか、

そういうことも分かりません。

大切な人が先に逝ってしまう日が来れば、

私が先に旅立つ日も来ます。

草花の雫や葉先の露が消えてなくなるよりも、

それ以上に人間の生涯は儚いものです。

「白骨のお文」現代語訳一部抜粋

通夜、葬儀がおわり、

火葬、収骨がおわり、

その後の

還骨勤行の後に読まれるのがふさわしいとされています。

自分が愛する人、愛してくれた人、自分を叱ってくれた人の骨を拾った時にしか腑に落ちないのだと

その命で、命懸けで

残された私たちに、死を、生きると言うこと突きつけてくれている。

悲しくて無常を感じる。

しかし、悲しみにとどめをさすのではなく

むしろその逆、

愛する人を失った私たちに、

叱咤激励

生きる力を与えてくださっているのです。

私たちは、今を生きている。

言葉にすると大げさなような気がするのは、

明日が当たり前に来て、いつまでも生きていられると思ってしまうから。

だけど、人生は儚い。

いつ死んでもおかしくない人生を生きているのに、つい忘れてしまいます。

生きている「今」に感謝し、この「今」を大切に

どのように生き、歩んでいくのか

を改めて考える、素晴らしいお話でした。

このお話は次回法話会の

「後生の一大事」と続きます。

高科修先生のお話を、皆さまと一緒に振り返り致しました。

日野さん、素敵なお話をありがとうございました

ウェリナ 森下

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