自分を深めていく・・・🙏
2月もあっという間に後半に入ってまいりました(*^_^*)
昔から、『三寒四温』を繰り返しながら春に近づいてゆく🍀と言われていますが、今年の様子は大きく異なりますね(^_^;)
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さて、ウェリナでは先週12日(水)『法話会🙏』が開催されました^ ^
始まりは、恒例のウェリナ日野さんが先導してくださる『正信偈』のお勤めです^ ^
浄土真宗を信仰しておられる方が多い北陸地方です。
『正信偈』を唱えることを朝、晩の日課にされている方もおられ、教本を見ずとも唱えられる方もおられます✨
『そら、子供の頃からお仏壇の前で上げとったから、身に染み付いとるよ(´∀`*)』
と笑顔で教えてくださいました🍀
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今回法話してくださってのは、白山市中宮よりお越しいただいた
『安本 知子(ともこ)師』です🍀
ご自身の阿弥陀様との関わり方から、『正信偈』の捉え方などを分かりやすく、丁寧に話してくださいました🙏
ここからは、安本師のお話しです^ ^
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皆さん、こんにちは〜〜。
皆さんは、毎日朝起きてから、たくさんの言葉を話しておられますよね^ ^
『ありがとう』『ごめんなさい』
心を込めて、頭の下がる思いで言えているか・・
皆さんに問いながら、実は私自身が
『お前は一日一日大切にいきとるか?』と問われている。
亡くなった祖母から、
『いつも見とるぞ。』と声が聞こえてきそうで・・・^ ^
実は私はずっと友達がおらんかったんです。
自分の頭の中で色々とらわれていたからだと思います^_^
そんな私は阿弥陀さんが最初の友達でした。
『今日はこんなだったよ。』
と毎日阿弥陀さんに話しかけ聞いてもらっていました。
正信偈のお経さんの中に、
『邪見橋慢悪衆生』という言葉があります。
よこしまな物の見方、考え方、慢心、こんな人間界の姿を現していますが、私はこの一文に、
恐ろしさでさなく、むしろ頼もしさ、言い当てられたた気持ち良さを感じるのです。
ごまかしながら生きていくのではなく、こんな人間界だからこそ自分の姿を見て、自分の救いとは?と問いていく。
自分の『救い』がはっきりしないと、『救われる』から解放されないのです。
私も含め、皆さん、自分でありながら自分のことって分からないですよね?
今しかない、たった一度の人生の私です。
阿弥陀さんは、『必ず私達を救う。』と正信偈の中でもおっしゃっています。
そして私達は、
『南無阿弥陀仏(お釈迦様に帰依します)』と返します。
皆さん、今日の法話を聞いて終わりではないんです。ありがたい、ではないんです。
そこから『自分と向き合い、深めていくこと』こそ大切何だと思うんです。
今日はありがとうございました。
ご利用者さま、お一人お一人がとても真剣に聞き入っておられるのが伝わってきました✨
お話しが沁み入り、泣いているスタッフもおりました( ; ; )
誰でも実は『自分自身と向き合う』ということが1番難しく、見ないようにしているが故に、周りに目が行き、
自分の本当に求めているものから遠ざかってしまっていることもあるのかと・・・(^_^;)
とても柔らかい語り口調で、優しい穏やかな安本師ですが、お話しの内容は
『竹を割ったようにスッキリしたもの』を感じ、深い知性を感じました。(生意気にすみません💦)
お越しくださいまして、誠にありがとうございました🙏✨
今回デイサービスのご利用者様数名と、
スタッフの方もご参加くださり、この尊いご縁をご一緒してくださいましたこと、感謝申し上げます🍀
皆さま、本当にありがとうございました🙏
ウェリナ 井出🍀