昔のお話し‥
暑い日々が続きますね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
看護師の橘です。
この会社に入職して1年半ほど経ちました。
今では入居様は私の名前、顔も覚えて下さり、処置に回ると色々なお話を聞かせて頂きます。
今日も、暑いね〜から始まり昔はね、、と昔話で盛り上がります。「テレビがないのが普通だったから、よく町でお金持ちのテレビがある家にみんなで行ってみていたんだよー。」
「エアコンなんてないない!そもそも今ほど暑くもなかったもの。昔は家中の窓もドアも開けて風を通していたよ。今みたいに鍵をかけなくても悪いことする人はいなかった。」「夜は蚊帳で寝るんだけど時々蚊が入ってきて大変だったわ〜。」など、古き良き時代の話を聞かせて頂きます。
もちろん楽しい話だけではなく、戦時中の生活の話などもあります。
戦時中、学校で百姓の方はお弁当に白米が入っていることが多かったそうです。百姓で無い方のお弁当はさつま芋が少しだけで、それを大事に食べていたそうです。また草やイナゴなどそこら辺にいるものを食べることもあったそうです。なので白米を食べている人ががとても羨ましかったと。
時々百姓の方のお弁当が盗まれることもあったそうですが、その子のお腹が空きすぎてのことだから誰も責めれることが出来なかったそうです。
今ではなかなか戦時中の体験話を聞く機会はなくなりました。こうやって体験話を聞かせて頂けるのはとてもありがたいことであり勉強になります。
当時の生活は私には想像もつかないほど苦しかっただろう‥‥と考えされられます。
現在の生活はとても便利になりましたが、その反面色んな犯罪が増えています。昔の生活は大変でしたがみんな一緒だから大変だと感じることはなく、犯罪もほとんどなかったそうです。
毎回、今も昔も良し悪しだね〜。と笑いながら話を終えております。
私は処置の時間など、皆様と色んなお話しをさせて頂いています。
昔の生活のいい話や苦労話、戦時中の体験話などお話し出来るのはありがたいことで、施設の良いところだなと日々感じております。